こんにちは!
価格と性能を両方真面目に考える北九州の「地元で生まれ地元で育った工務店」
ハゼモト建設より住まいと建築の知識をお届けするブログコーナーです。
今回は、特別養護老人ホームの脱衣室における床腐食の改修工事についてご報告いたします。
この事例は、水回りの隠れた問題点と予防保全の重要性を考えさせられる貴重なケースとなりました。
問題の発見【北九州 新築・注文住宅】
問題の発見【北九州 新築・注文住宅】


施設スタッフの方から「浴室入口の床が柔らかくなっている」とのご相談をいただきました。現場を確認したところ、床材が著しく腐食しており、施設利用者の方々の安全な移動に支障をきたす状態でした。介護施設という特性上、利用者の安全確保は最優先事項であり、早急な対応が必要でした。
腐食の原因【北九州 新築・注文住宅】
腐食の原因【北九州 新築・注文住宅】
詳しく調査したところ、原因は以下の点にありました。
- 浴室からの水がサッシ敷居に溜まる
- 敷居の排水穴が施工時に塞がれている
- 溢れた水が長年にわたり床材に染み込む
床下のコンクリートは全く濡れておらず、床合板が水分を吸収し続けた結果、腐食が進行していたことが判明しました。



改善対策と施工方法【北九州 新築・注文住宅】
改善対策と施工方法【北九州 新築・注文住宅】
今回の改修では、以下の対策を実施しました。
- 腐食した床材の完全撤去
- サッシ敷居の排水穴の確保と適切な排水経路の確保
- 防水処理の徹底
- 耐水性の高い床材の選定と施工



特に注目すべき点として、以下の対策を実施しました。
- 排水穴の位置と数の最適化
- 床材と壁の取り合い部分の防水処理
- 定期的な点検が可能な構造への改善
一般的な水回りのリスクと予防保全
〜この事例から学ぶべき重要なポイント〜【北九州 新築・注文住宅】
一般的な水回りのリスクと予防保全 〜この事例から学ぶべき重要なポイント〜【北九州 新築・注文住宅】
①設計段階での配慮
- 排水経路の確実な確保
- メンテナンス性を考慮した構造設計
- 材料選定における耐水性の重視
②施工段階での注意点
- 防水処理の確実な実施
- 排水設備の適切な設置
- 各部材の接合部における防水処理


③維持管理のポイント
- 定期的な点検の実施(目視・触診)
- 早期発見・早期対応の重要性
- 清掃方法の見直しと水の使用量の適正化
④予防保全の重要性
- 建物の長寿命化には予防保全が不可欠
- 点検・補修の計画的な実施
- コストと安全性のバランス
いかがでしたでしょうか。
今回の事例は、水回りにおける予防保全の重要性を改めて認識させられる機会となりました。
特に介護施設などの公共性の高い建物では、利用者の安全確保が最優先です。
建物の維持管理において重要なのは
- 定期的な点検による早期発見
- 適切な補修による予防保全
- 建物の特性に応じた維持管理計画の策定
ハゼモト建設では、これらの経験を活かし、より安全で快適な建物づくりと維持管理に努めてまいります。
また、同様の問題でお困りの施設様には、予防保全の観点からご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
【関連するご相談例】
- 浴室・脱衣室の床の違和感
- 水回りの床の柔らかさ
- 水回り周辺の壁のシミ
- 浴室サッシ周りの劣化
※水回りの不具合は、見過ごすと大きな問題に発展する可能性があります。違和感を感じられましたら、まずはご相談ください。


