クリニック建築のよくあるご質問 - クリニックアーキテクトプロ

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    FAQ

    クリニック建築のよくあるご質問

    クリニックの開業・移転・改修について、先生方からよくいただくご質問にお答えします。
    執筆・監修:櫨本 健一(ハゼモト建設株式会社 代表取締役/一級建築士)

    はじめての相談

    Q. クリニックの開業準備、建築会社にはいつ相談すればよいですか?

    開院したい月の約1年前、遅くとも9か月前が目安です。 戸建てで新築する場合は、土地を決める前に相談いただくと、建てられる大きさや駐車台数を見たうえで土地を選べます。テナントの場合は、物件の申込みの前に一度見せてください。給排水の位置や床の高さで、工事費が大きく変わるためです。
    → 開院日から逆算した工程表を、初回の打合せでお出しします。

    Q. 開業する場所がまだ決まっていなくても、相談できますか?

    はい。物件探しからお手伝いします。 ハゼモト建設は宅地建物取引業の免許(福岡県知事(2)第17380号)を持つ建設会社です。土地・テナントの候補を一緒に見て、「医院にしたときに工事費がかさむ物件か」を建築の目で判断します。
    → 物件リクエストのフォームから、希望のエリアと広さをお送りください。

    Q. 相談や見積に費用はかかりますか?

    企画設計・プランニング・概算見積までは無料です。 たたきのプランは2案ほどまでお出しします。現地調査も無料で伺います。

    Q. 北九州市以外でも対応できますか?

    北九州市を中心に、下関市・福岡市・行橋市・筑豊地域などに対応しています。 実績は北九州市内の各区のほか、下関市(ゆめモール下関内の歯科医院・木造平屋の新築)、福岡市(よつば歯科クリニック姪浜院の改修)があります。

    費用と工期

    Q. クリニックの建築費はどのくらいかかりますか?

    目安は、テナント内装で坪100万円前後、木造平屋の新築で坪110万〜120万円程度です(税別・医療機器を除く)。 診療科目、レントゲン室の有無、給排水の量、内装の仕上げで変わります。土地代・医療機器・家具・看板は別にかかります。予備費は総額の5%ほど見ておくと安心ですが、契約後に増額が出ないよう、着工前の打ち合わせで決めきる計画を心がけています。
    → 面積と診療科目が分かれば、翌日に概算の幅をお出しします。

    Q. 工期はどのくらいですか?

    テナント内装は着工から10週間ほど(2か月半〜3か月)、木造平屋の新築は着工から3か月ほどです。 新築は、その前に確認申請などの準備に1〜2か月かかるので、全体で約5か月、開院までは約6か月を見ておいてください。開院日が決まっている場合は、そこから逆算して、いつまでに何を決めるかの工程表を作ります。

    Q. 木造のクリニックと、鉄骨造のクリニックは何が違いますか?

    木造は、同じ広さなら工事費を抑えやすく、断熱と気密を高くしやすい構造です。 当社は断熱等級6・7の高性能住宅で培った断熱と気密の施工を、医院にも費用に見合う形でお届けします。等級や数値をお約束するものではありませんが、住宅と同じ自社の大工が施工するので、同じ品質、同じ考え方の建物になります。冷暖房が効きやすく、待合室や診療室の温度ムラも小さくなります。一方、大きな柱のない空間や3階建て以上は鉄骨造が向く場合があるので、計画に合わせてご提案します。

    Q. 補助金は使えますか?

    医院の建物で当社が補助金を使った実績は、今のところありません。 省エネ設備などで対象になる制度が出ることがあるので、計画の段階でその時点の制度を確認してお伝えします。

    設計

    Q. 患者さんとスタッフの動線は分けられますか?

    はい。分けることをおすすめしています。 患者さんは受付→待合→診療室の一方向、スタッフは裏の通路で滅菌室・技工室・休憩室へ行けるようにすると、すれ違いが減り、感染対策と働きやすさの両方に効きます。よつば歯科クリニックでは、患者さんの廊下と裏のスタッフ用の廊下を分けた平面にしました。

    Q. 歯科医院の設計で、住宅と違うところは何ですか?

    床下の配管、レントゲン室、エアーと吸引の機械室の3つです。 診療チェアごとに給排水・エアー・吸引の配管が床下を通るので、床の高さと配管の経路を最初に決めます。レントゲン室は、放射線が外へ漏れないよう、壁や扉に鉛などの防護が要ります。コンプレッサーなどの機械室は、音と熱が診療室に届かない位置に置きます。

    Q. 診療科目によって、設計はどう変わりますか?

    変わるのは、部屋の数と広さ、プライバシー、配管の量です。 歯科は配管と機械室、整形外科はリハビリ室の広さと段差のない床、小児科は感染症の患者さんを分ける待合、婦人科や心療内科は声が漏れない壁と扉が要になります。歯科のほか、整形外科(わたなべ整形外科クリニック)、内科(CieR Clinic Kurosaki)、美容(アトールクリニック)も手がけています。

    Q. 将来、医療機器を増やしたり入れ替えたりする予定があります。どう備えればよいですか?

    床下の配管の余裕、電気の容量、搬入の経路の3つを、最初から見込んでおきます。 後からチェアを1台増やすときに床を壊さずに済むよう、配管の予備ルートを用意しておく方法があります。

    Q. クリニックにどんな法律や基準がかかりますか?

    建築基準法・消防法・医療法(保健所への開設の届出と構造設備の基準)・福岡県の福祉のまちづくり条例(バリアフリー)が主なものです。 レントゲンを置く場合は、放射線の防護の基準も満たす必要があります。設計の段階で保健所と消防に事前に相談し、開設の届出で手戻りが出ないようにします。

    物件と工事

    Q. 元コンビニや元店舗の建物を、医院にできますか?

    できます。ただし、床をどう上げるかが工事費を左右します。 コンビニの床はコンクリートの土間なので、診療チェアの配管を通すには、土間を壊すか、床を上げる必要があります。当社は排水の勾配から床の高さを決め、土間を壊さずに床を上げる方法と比べてご提案します。床を上げる場合は、入口にスロープを設けます。

    Q. テナントと戸建て、どちらで開業するのがよいですか?

    早く開業したいならテナント、駐車場と将来の広げやすさを取るなら戸建てです。 テナントは初期費用と工期を抑えやすい一方、配管や床の高さ、看板に制約があります。戸建ては土地探しから時間がかかりますが、間取りと駐車台数を自由に決められます。

    Q. 診療を続けながら、改修や増築はできますか?

    できます。工事の範囲を区切り、休診日や長いお休みに大きな工事をまとめます。 わたなべ整形外科クリニックの増築はゴールデンウィークの休診中に、かわかみデンタルクリニックの改修は夏休みの間に行いました。福岡市のよつば歯科クリニック姪浜院では、休診日の木曜・日曜と夜間を使い、4日間に分けて区画ごとに部分改修を行いました。

    Q. 居抜きの物件を使えば、工事費は安くなりますか?

    配管と部屋の位置がそのまま使えれば安くなります。合わない場合は、壊す費用がかかってかえって高くなることもあります。 契約前に物件を見せていただければ、使えるところと使えないところを判断します。

    ハゼモト建設について

    Q. クリニックアーキテクトプロは、どこが運営していますか?

    北九州市小倉北区のハゼモト建設株式会社(昭和40年創業)が運営する、クリニック建築の専門ブランドです。 代表は一級建築士(大臣登録第226728号)で、設計と施工を自社で一貫して行います。大工・基礎・建て方も自社の職人が担当します。

    Q. 工事中の様子は見られますか?

    はい。壁や床の中に隠れてしまう断熱・配管・下地を、隠れる前に写真で記録してお渡しします。 電気のコンセントの位置や器具の高さは、ボードを張る前に現場で確かめていただき、直したいところはその場で直してから仕上げに進みます。

    Q. 開院した後の点検や不具合への対応はどうなりますか?

    定期点検を行い、不具合のご連絡には3営業日以内に伺います。 診療を止めないことを第一に、休診日や診療時間外に対応します。

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