歯科クリニックを運営している先生のなかには、院内の使いにくさや古さが気になっている方も多いと思います。その解決の方法のひとつが、リフォームです。

このコラムでは、リフォームで整えられること、デザインの考え方、休診期間を使った工事、リフォーム会社の見方を、建築の側から説明します。
リフォームで整えられること
リフォームで、設備と環境が整うと、患者様にも、働くスタッフにも、過ごしやすい院内になります。清潔感や機能性が上がり、治療を受ける環境が整うためです。
具体的には、次のような点を整えられます。
- 待合室の座席の数や配置を見直し、バリアフリーに配慮する。
- 診療室の設備とレイアウトを見直し、スタッフが動きやすい配置にする。
- 外観や内装を整え、清潔な印象にする。
リフォームで得られること
- 機能性の向上:診療室のレイアウトや、待合室の使い勝手が整います。
- 施設の美化:清潔感のある外観や内装になります。
- 居心地の向上:患者様が快適に待てる空間になります。
デザインのポイント
デザインを考えるときは、次の点を確かめます。
- 明るい雰囲気:色合いや素材を、明るい印象に整えます。自然光を取り入れる窓や照明、白を基調にした内装もひとつの方法です。
- すっきりしたレイアウト:スペースを有効に使い、すっきりとまとめます。
- プライバシーへの配慮:個室感のある診療室や、仕切りの工夫で、周りの視線に配慮します。
居心地のよい空間づくり
居心地のよい空間づくりでは、次の要素を考えます。
- 落ち着いた色調の内装
- 座席の数と質に配慮した、待合室
- 開放感のある診療室

院内の設えの工夫
キッズスペース
子ども連れの患者様のために、キッズスペースを設ける方法があります。遊び道具、絵本、塗り絵などを置いて、待ち時間を過ごしやすくします。親御さんにも、落ち着いて待っていただけます。
待合室の情報提供
待合室に、デジタルサイネージ(画面に情報を映し出す設備)を置いて、院内の案内や診療のお知らせを流す方法もあります。内容を更新しやすいことが特徴です。
院内の案内表示
案内表示は、大きく、分かりやすいデザインにします。患者様が迷わず移動できる、サインの計画も、リフォームのときに見直せます。
診療を続けながら、休診期間を使って
診療を休めない医院は多く、「工事をしながら診療を続けたい」「休診の期間に終わらせたい」というご要望は少なくありません。
当社の施工事例には、診療を続けながらの部分改修(よつば歯科クリニック姪浜院・福岡市)のほか、夏休みの休診期間を使った居抜き物件の改修や、ゴールデンウィークの休診期間を使った増築があります。工事の範囲と日程は、先生と相談しながら決めます。
新規開業での新築・テナントと、居抜き物件
新しく開業するときの選択肢にも、特徴があります。
テナントや戸建ての新規開業:
- 医院のコンセプトやデザインを、自由に形にできます。
- 参考になる見本が無いと、考えがまとまりにくいことがあります。
- 費用は、居抜き開業より高くなる場合があります。
居抜き物件での開業:
- 配置されている機器を使えるなら、費用を抑えられる場合があります。
- もとの内容や配置を踏まえて、診療の流れを組み直す必要があります。
- もとの医院の印象を、変えたいときもあります。
リフォーム会社の選び方
リフォーム会社を選ぶときは、信頼性、対応力、実績を、次の方法で確かめます。
- 信頼性:公式サイトなどで、資格や許可の有無を確かめます。
- 対応力:担当者の対応が、丁寧で迅速かを見ます。
- 実績:施工事例を見て、仕事の内容を確かめます。
まず電話やメールで概要を伝え、現地調査や面談のうえで、プランと見積もりを出してもらい、比べます。
まとめ
リフォームで設備と環境が整うと、患者様にも、働くスタッフにも、過ごしやすい院内になります。デザイン、院内の設え、工事の進め方を、順に確かめていきます。
リフォームの計画の段階から、お気軽にご相談ください。企画設計・プランニング・概算見積(たたき2案)までは無料です。ご相談は無料相談のページから、当社の施工事例は施工事例のページから、ご覧いただけます。医院づくり全体の流れはクリニック建築の進め方に、よくあるご質問はよくある質問のページにまとめています。